こんなサイケな本が届いた。
著者を何度見返しても「Kaori Ekuni」と書いてある。
江國さんはどんな思いでこの本を世に出したのだろうか…
表紙はともかく、江國香織さんの小説は私の生きる上でのサプリメントと言える。
何回も読み返しているので、英語でも読めるかもしれないと買ってみたのだが…
江國さんの作品はどれも言葉の使い方が美しい。
登場する女性はだいたい皆、いくつになっても(いくつであっても)女性らしい美しさと嫋やかさ、品の良さを併せ持ち、お酒とお風呂が好き。マイペースで、ちょっと不思議な魅力的な登場人物たち。
江國香織さんの本を読みながらノラジョーンズを聴いて、湯船に浸かっていた日本での生活が恋しい。
そのなかでも「きらきらひかる」は私のお気に入りの作品です。
もし読まれていない方がいらっしゃれば、ぜひお勧めします。
芸術品みたいに美しく儚い、でも奇妙に明るいおはなし。
ちなみに冒頭でおはなしした英語版のカバーを外すと……
本当にどうしてこうなった…